弱虫ペダルを数日かけて一気観

キャラクターの個性が力を持っていて、展開もドラマチックというあまりの面白さに、本編や劇場版や二次創作含めてしばらくはまっていました。弱ペダ沼は噂に聞いてましたが、確かにすごいや。OPやEDもかっこいいよ!

2期の結果をちらっと聞いていたのですが、それまでの過程や展開が面白くて目が離せなかったのは新鮮でした。キャラクターの過去が語られて掘り下げられていくので、よりレース本編でも感情移入しました。

Re:RIDEやRe:ROADでは、そういうキャラの掘り下げ部分にはあまり振れられず、ほぼレース展開でまとめられています。レースシーンも名シーンが多いですが、よりキャラの過去や気持ちを理解する上でも、本編を思い切って観ていった方が何倍も楽しめると思います。

ちなみに観た順番ですが、

弱虫ペダル(アニメ1期)→弱虫ペダルGRANDEROAD(アニメ2期)→弱虫ペダルRe:RIDE(総集編)→弱虫ペダル Re:ROAD(総集編)→劇場版 弱虫ペダル の順で観ていきました。

各話のエンディングあとのCパートまで含めてアニメ本編を観る→Re:RIDEとRe:ROADの間に出てくるショートストーリーを、アニメのCパートを思い出しつつ観る→劇場版を観る、という流れで見ました。

1話を観た時点だけでも色々インパクトはすごかったですが(ラブ☆ヒメを歌いながらママチャリで坂を上っていくシーンで、試聴継続しようかちょっと迷った)、主人公に関わる人が出てきてどんどん観進めていくにつれ、いつの間にか引き込まれていきました。

沼った今となっては、ラブ☆ヒメは弱ペダを楽しむために欠かせない素敵な要素だと理解できました。

インターハイ出場、しかも初日から責任重大(何か役目を任される)という場面や展開には、まるで我が事のようにヒヤヒヤしましたし、ロードバイク初心者の主人公、小野田君を中心に、どんどん物語が動いていっているのが新鮮でした。

それと、小野田君のキャラ付けが初心者とは思えぬほどの超人ぶりですが、熱血というより謙虚で責任感のある性格なので、こちらがその超人ぶりや登場人物の自己主張の強さや熱量に気圧されて置き去りにされることはなく観れる、むしろ、小野田君に「やり遂げてほしい」と応援したくなるのと、物語の熱く駆け抜けていくような展開との掛け合いがたまりません。

2期のラストまで観て、あまりの完成度の高さにうるっときましたね。物語序盤のアニ研復活に奔走していたシーンを思い返しつつ、道は一つじゃないんですねぇ…としみじみ。

高校時代に、こんなアニメ観たかったなぁ…。そしたら、進路もちゃんと考えたり、バラバラなようで実はまとまったチームワークの大切さ(長所を活かすなど)がわかったかもしれぬ。

あと、アニメのCパートでも思いましたが、ラブ☆ヒメ関係の場面は、笑いと感動を両立させててすごいな~。劇場版では、チーム総北がラブ☆ヒメの曲を歌ってたのもうれしかったです。全員がちゃんと歌うのではなく、鳴子君は合いの手、巻島さんは呆然としつつも合わせる、というのが妙にリアルでした。

 

以下、簡単に個人的な感想を箇条書きです。

・最初は主人公を見下したり距離感の遠い登場人物がいるが、その才能やまっすぐさや謙虚さに影響されていったり、初登場時とは違う人間らしい一面や信念や思いが見えてくるのは、とてもいいですね~。

・小野田君と巻島さんは、良い先輩後輩ですね。最初の頃と劇場版の時を思い出すと、信頼感などがひしひしと伝わってきます。

あと、二人とも、笑顔や不敵に笑いながら坂を登っていくので、かなりかっこいいです。

・金城さんのような上司がほしい。(切実)

・田所さんと鳴子君の、同じチームのスプリンター同士のガチな張り合いは笑いますねwwwこのシーンはすごく個人競技っぽい。

泉田さんや新開さんなど、スプリンター同士の過去話やシーンは、いいシーンが多いです。笑いあり、涙ありでしたねぇ。

・2期の鳴子君の活躍は、かなり度肝を抜かれました。何度観ても、鳴子君だからこそのシーンで感動が色あせません。

今泉君も、1期の初回と2期の終盤では、覚醒というに相応しいほどに、いい意味で変わりました。しかし、Cパートのらぶ☆ヒメネタで今泉君の関わってるものは、そのギャップや焦りや本人のハマり具合に笑いが止まらないです(笑)

弱虫ペダルRe:ROADのショートストーリーを見た後から、箱根学園の東堂さんは箱根学園のゆるキャラに思えてきました。あと、巻島さん好き度合いがすごいよ…!(笑)

・Re:ROADでの荒北さんの東堂さんへのツッコミが秀逸なのと、名言の無駄遣いをする箱根学園3年生たちwww

荒北さんは、登場時のキャラのとっつきにくさやニヒルさには驚きましたが、次第に面倒見の良さやツッコミ担当という部分まで見えてきて、まさかの人事担当ポジションなのかと(゚Д゚;) 弱ペダのキャラクターはいろんな面を持ってますね。

・福富さんは鉄仮面といわれてますが、過去の金城さんとのエピソードや、Re: ROADのショートストーリーでは癒し担当(被り物やバーベキュー)にも思えてくるなど、実はとっても人間らしい茶目っ気のある人かもしれない。

それを感じ取ってる箱学3年生、すごいなぁ。

 ・劇場版の最後のテロップも見所でした。

アニメ本編のいくつかのやりとりが回収されていて嬉しかったです(●´∀`●)

ペプシ絶対振って渡してる荒北さんwww

真波くんと委員長ちゃんは、あの画面だけ見ると、なんて少女漫画なんだ…!